私たちは、利用児(者)一人ひとりを大切な存在としてとらえ、専門的で質の高い公平なサービスの提供を目指し、利用児(者)及び家族に信頼される施設づくりを進めます。
ごあいさつ
令和6年4月より岩手県立療育センターの所長を務めさせて頂いております。また、副所長をはじめとした多くの職員が当センターに配属、就職いたしました。我々職員一同、皆さまのご指導・ご鞭撻を受け、日々精進して参りたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
私は岩手医科大学医学部を卒業後、岩手医科大学大学院医学研究科医学専攻として小児科学講座を選択し、学ばせていただきました。私が神経学の道を歩むきっかけとなったのは、藤原哲郎小児科学講座教授(現名誉教授)の教えに導かれたからです。国立精神神経センター神経研究所(現国立精神・神経医療研究センター)に2年間の留学の機会を与えていただきました。その間に得られた経験と学術的知識はもちろんですが、その期間に出会った人脈は今も自身の糧となっています。大学院卒業後は、岩手医科大学附属病院小児科で障がいのある子どもたちの診療に従事してきました。重症心身障がい児(者)、薬物治療抵抗性てんかん、最重度知的能力障害の子どもとそのご家族に向き合い、そこから得られた経験の積み重ねが今の私にとってかけがえのないものとなっています。
当センターの使命は、いつの時代も障がいのある児(者)とともに歩み続けることであり、障がい児(者)医療・福祉分野で期待される役割に、機を逸することなくお答えしていく強い覚悟を職員一同が共有しております。適切な医療・福祉サービスの提供と豊かな社会生活が送れるように手助けを行い、皆さまに信頼される施設づくりを今後も進めていく所存です。
当センターの運営に今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
所長 亀井 淳
基本理念
経営方針
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利用児(者)起点の安心で安全なサービスの提供に努めます。
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人権擁護と虐待防止の徹底に努めます。
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地域との交流ニーズへの対応に努めます。
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総合的な障がい児(者)の療育相談体制と地域支援機能の充実に努めます。
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人材育成と働きがいのある職場づくりを目指します。
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信頼される組織運営と経営基盤の安定・強化を推進します。
施設概要
所在地 | 〒028-3609 岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番3号 |
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電話番号 | 019-601-2777 |
FAX | 019-697-3900 |
建物構造 | RC構造地上3階建て耐震構造 |
敷地面積 | 20,576.07㎡【駐車台数94台】 |
床 面 積 | 12,643.31㎡【障がい児支援棟10,076㎡・障がい者支援棟2,566㎡】 ※ 岩手県立盛岡となん支援学校9,276.62㎡、総床面積21,919.93㎡ |
施設の紹介
療育センターと盛岡となん支援学校、療育センターの障がい児支援棟と障がい者支援棟は、それぞれ渡り廊下で接続されています。外来、通所、日中活動の各部門は1階、入所部門は2階、その他の部門は利便性や効率性を考慮しての配置となっています。
自動販売機は、1階談話コーナーにございますので、ご利用ください。
下記をクリックしていただくと、詳しいレイアウト図をご覧いただけます。
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①障がい児支援部門
入所部門 | 肢体不自由児対応病床 | 30人 | 児童福祉法 障害者総合支援法 地域生活支援事業 |
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超重症/準重症児(者)対応病床 | 20人 | ||
一般対応病床 *在宅重症児(者)病状重篤化対応・NICU後送病床機能 |
10人 | ||
在宅障がい児(者)ショートステイ | 短期入所5人 日中一時支援3人 |
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診療部門 | ・小児科 ・整形外科 ・児童精神科 ・歯科 ・神経内科 ・泌尿器科 ・眼科 ・耳鼻咽喉科 |
医療法病院 | |
在宅支援部門 | 児童発達支援事業事業所/生活介護事業所「かがやき」 在宅の重症心身障がい児(者)への支援 |
15人 | 児童福祉法 障害者総合支援法 |
児童発達支援センター「つくしんぼ」 就学前の手足や体幹等に障がいのある幼児への支援 |
20人 | 児童福祉法 | |
相談支援部門 | 岩手県発達障がい者支援センター「ウィズ」 在宅の発達障がい児(者)及び支援機関への支援 |
発達障害者支援法 | |
障がい児等療育支援事業 | 岩手県委託事業 |
②障がい者支援部門
精神障がい(主に高次脳機能障がい)の方への支援
障害者総合支援法 障害者支援施設
施設入所支援 | 30人 |
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自立訓練(機能支援) | 20人 |
自立訓練(生活訓練) | 6人 |
就労移行支援 | 6人 |