先輩の声
- 現在の仕事の内容
- 療育センターに就職した理由(きっかけ)
- 仕事のやりがいや魅力について
- 未来の療育センターで働く方・学生にメッセージ(PR)
看護師藤舘 夏奈(フジタテ ナツナ)
- 現在の仕事の内容
- 18歳未満の障がい児の医療的ケア、診療の補助、日常生活援助を安全にできるよう考え頑張っています。
日常生活充実のための余暇支援を個々の好みと成長に合わせ、一緒に楽しい時間を過ごしています。
- 療育センターに就職した理由(きっかけ)
- 私の妹は障がいを持っており、生まれたときから現在まで自宅で一緒に暮らしています。そのため、障がいのある子供たちを助けたいという想いが強くあり、妹も通っていた療育センターに就職しました。
- 仕事のやりがいや魅力について
- 日々のかかわりを通して、子供たちの成長や変化を身近で感じることができます。話すことができなくても、一人一人声や視線、身体の動きで自己表現をしており、何を訴えているのかわかるようになってきたときにやりがいを感じます。ニコニコ笑ったかわいいお顔や、楽しそうに笑っている声がやる気の源になりますし、看護師になってよかったと感じる瞬間でもあります。また、保育士さんを中心に、誕生会やクリスマス会などの楽しいイベントがたくさんあることも魅力の1つです。
- 未来の療育センターで働く方・学生にメッセージ(PR)
- 新卒で何もわからない状態での就職だったので不安だらけでしたが、研修も充実しており、一つ一つ丁寧にご指導してくださいます。明るく面白い先輩方とかわいい子供たちに癒されながら、楽しく仕事をしています。皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。
理学療法士6年目
- 現在の仕事の内容
- 主に18歳以下で身体や運動に障がいを抱えるお子さんに対して、ストレッチや呼吸訓練などの身体的ケアや、運動の練習などを通して、対象のお子さんが日々をより良く生活できるためのお手伝いをしています。
- 療育センターに就職した理由(きっかけ)
- 学生時代に他県の小児施設・病院で実習し、お子さんのリハビリテーションに対する興味が強くなりました。就職を考える際に、一般病院で経験を積んでから小児分野に進むか悩みましたが、「やりたい」という気持ちを大事にし、療育センターで働くことを決めました。
- 仕事のやりがいや魅力について
- お子さんが何か新しいことをできるようになることや、リハビリテーションを受けて身体が楽になったと言われると少しでも力になれたと嬉しくなります。日々の仕事では、自分の未熟さから悩むことのほうが多いですが、お子さんの成長を感じながら働けることは大きな魅力だと思います。
- 未来の療育センターで働く方・学生にメッセージ(PR)
- お子さんの成長にかかわる仕事をする責任の重さを年々感じています。毎日が楽しいことばかりではありませんし、悩むことのほうが多いです。それでも、就職時に感じていた「やりたい」という気持ちは今も変わりません。小児リハビリテーションの分野は実習などの経験がないと分からないことも多いと思いますが、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
作業療法士7年目
- 現在の仕事の内容
- 入所されている児、通院されている児の作業療法を行っています。発達の遅れがある児に対して「遊び」を通して発達を促し、園、学校および家庭で生活しやすいような支援・援助を行っています。
- 療育センターに就職した理由(きっかけ)
- 私が療育センターで働きたいと思ったのは小学校の時です。弟が療育センターの理学療法、作業療法および言語聴覚療法を受けていたため、幼少期に訓練場面を何度も見学したことがきっかけです。
- 仕事のやりがいや魅力について
- すぐに変化や結果が出ることばかりではないですが、幼児期から学齢期などライフステージに合わせて関わることで着替えができるようになった、ブランコをこげるようになったなど「できた」を一緒に共有できることです。また、子どもたちの真剣な眼差しや笑顔を見られることも魅力の一つだと思います。
- 未来の療育センターで働く方・学生にメッセージ(PR)
- 子どもたちの可能性は無限大です。子どもたちのために一緒に切磋琢磨していきましょう。
言語聴覚士20年以上
- 現在の仕事の内容
- 言語聴覚士として、入所、通所、外来を利用されるお子さんの言語聴覚療法、摂食機能療法に携わっています。学生実習や日々の臨床を通して、育て、育ちあえる環境作りも大切な役割と考えています。
- 療育センターに就職した理由(きっかけ)
- 前職は関西のリハビリテーション病院勤務でした。縁があっていつかは家族で岩手県への転居をと考えていたところへ、都南の園(現 当センター)の大先輩にお声をかけていただきました。大先輩のお一人は日本に言語聴覚士の養成機関がない時代に単身渡米し言語聴覚障害学を学ばれた方、もうお一人は岩手県の活力と温かさを体現されたような方、名コンビのお二人でした。今振り返ると、お二人の魅力に導かれての入職でした。
- 仕事のやりがいや魅力について
- 言語聴覚士は意思を伝え理解し合うための言語力やコミュニケーション手段の発達を担当させていただいています。子ども達が、大人の見立てを越えた、あるいは意外な意思を表現してくれた時、人として成長していく姿は頼もしく、仕事ではありますがその時間を共有させていただけたことをありがたく思います。もう一つ、言語聴覚士は離乳食やおしゃべりといった親子の初期のコミュニケーションにとって大切な発達も担当させていただいています。面接や検査、活動を通して、お子さんの育ちを親御さんと共有させていただくことで、不安な気持ちが「育ちの手ごたえ」や「今すべきこと」へと変わり、少し楽になりできれば楽しくなっておうちに帰っていただければと願い努めています。
- 未来の療育センターで働く方・学生にメッセージ(PR)
- 広い県土と限られた療育資源の中で、発達に特性や困難さのあるすべての子ども達が健やかに育つためには、私たち一人一人の役割と連携が大切だと実感しています。人と人をつなぐ岩手の療育はゆっくりではありますが堅実な歩みをたどっています。ことばやコミュニケーションの発達分野に魅力を感じている方、地域療育に関心のある方、岩手県立療育センターで子ども達のために働いてみませんか。
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